父の教育

ある日父から

「麗子たまには、お父さんと飲みに行こう。

何でも好きな物食べて何処でも連れて行ってやる 。

チョットおしゃれしてこい」と言われた。

面倒のような気もしたが、その頃、

夜の街に興味も有り、出掛けた。
 
町に出る車中で父が言った 。

「今日はトコトン飲むぞ!!もうダメって程飲め。

お父さんが責任持つからな アホみたいに飲もうぜ」

おいおい、いいのかよ・・・

お母さんに怒られるぞ~ などと思ったが、

お父さんが責任持つんだからいいか・・・

 

1軒目 父行きつけの串焼き屋に到着。

女将の「みっちゃん(父)が彼女連れて来ちゃったかと思ったよ~」

の1言で気を良くした父は2軒目から彼女だって事にしろよ!

と完全に舞い上がった様子。

二人でかなり飲み店を後にする 。

 

2軒目 父の行きつけのクラブに到着。

父のご指名の女の人に「娘さんでしょ?」

アッサリ見破られるも、これまた上機嫌。

「俺に似てるんだよなぁ・・目が似てるからなぁ・・」

要らぬ説明をし、嬉しそうに飲み続ける。

 

3軒目 父の行きつけの寿司屋に到着。

大将に「いいなぁ娘と一緒に飲みに行くなんて 

幸せだねぇ。親父の夢だよなぁ」等言われ、

またもやご満悦。


 
「好きなもん喰えよ たまにしか一緒に来ないんだから」

と父。

初めてじゃん・・・小さな見栄。。張ったな。。。

 

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